双日グループのビジネスジェット運航会社であるフェニックスジェットグループは、この度、多様化するニーズに応えるため、ケイマン諸島国籍のビジネスジェットチャーター機の運航を開始しました。

ケイマン諸島国籍のビジネスジェット機はアジアで増加傾向にあります。これらケイマン諸島国籍のビジネスジェット機のチャーター運用を可能にするため、双日は、チャーター事業免許(ケイマン諸島国籍機体の運航免許)を保有するフェニックスジェット ケイマン諸島 SEZC社を子会社化し、ダッソー・アビエーション社のファルコン7Xの運航を実現しました。
本免許を保有することでより長時間のチャーター運航が可能となるため、ファルコン7X以外にも、超長距離性能を有するボンバルディア社のグローバル7500やガルフストリーム社のG650ERなどの性能や特徴を最大限に生かすことができ、幅広いニーズに応えるチャーターフライトの提案が可能となりました。

双日は、2002年より日本で先駆的にビジネスジェット事業を開始し、2005年より運航管理事業に参画、その後2017年に米国籍機体の運航管理を行うフェニックスジェットインターナショナル社を立ち上げました。フェニックスジェットインターナショナル社は、日本のトップエグゼクティブのために設立された、日本の資本が入った唯一(*)の国際オペレーターであり、日本文化に馴染みが深く経験豊富なスタッフにより、顧客のあらゆるニーズに対し、きめ細やかに対応可能です。
今後ますますライフスタイルやビジネススタイルが多様化する中で、双日は更なるサービス向上やメニューの多様化を図り、あらゆるニーズに応えるとともに、地域経済の発展にも貢献していきます。
(*)双日調べ。傘下グループ会社に外国籍オペレーターを保有し、運航管理などの各種サービスを提供可能である日本企業資本の会社は、フェニックスジェットインターナショナル社のみ。
(ご参考)
【フェニックスジェットケイマン社の概要】
会社名 | フェニックスジェットケイマン諸島SEZC |
設立 | 2020年2月21日 |
資本金 | USD 175,001 |
本社所在地 | P.O. Box 10008, Willow House, Cricket Square, Grand ケイマン諸島, KY1-1001, ケイマン諸島 Islands. |
代表者 | Andrew Svoboda |
事業内容 | ケイマン運航管理会社 |